ソーシャルスキルトレーニングの導入
ディスカッションとグループワークを通じたソーシャルスキルトレーニング
Re学院(りがくいん)では、ディスカッションやグループワークを通じたソーシャルスキルトレーニング(SST)を行なっています。
この点が他のフリースクールや通信制高校と異なる点です。
1.ソーシャルスキルトレーニング
ソーシャルスキルとは、相手の気持ちを理解する、流暢に会話をやりとりするなどの「コミュニケーションスキル」、集団のルールを理解する、集団参加するなどの「社会的行動」といった、人間関係や集団行動における社会的技能です。
この社会性の訓練のことをソーシャルスキルトレーニング(SST)といいます。
Re学院では授業にソーシャルスキルトレーニング(SST)が含まれていますので、社会的技能を訓練することができるフリースクール・通信制サポート校です。
ソーシャルスキルトレーニングは以下の手順で行なっていきます。
1.教示・モデリング ソーシャルスキルを言葉での説明や図示(教示)、手本を示すこと(モデリング)によって、基本的な知識を導入します。 2.ロールプレイ 様々なパターン・場面のコミュニケーションや社会的行動のルールを実際にやってみること(ロールプレイ)によって定着させます。 3.フィードバック うまくいった点を褒め、うまくいかなかった点を修正します。(フィードバック) フィードバックは原則、肯定的に行います。 4.般化 日常生活の中でソーシャルスキルを使えること(般化)が最終目的です。 |
2.ディスカッションとグループワーク
Re学院でのソーシャルスキルトレーニングはディスカッションやグループワークを通じてコミュニケーションスキルと社会的行動を身につけていきます。
小集団で活動することによってリーダーシップや協調性、そしてコミュニケーション能力を磨いていきます。
また、自分の意見を正しく伝え、相手に納得してもらうため、言語的な論理的思考力を伸ばすことができます。
例)ディスカッションのテーマ ・算数(数学)は生きていく上で必要か、そうではないか。 ・テストはある方が良いか、無い方が良いか。 ・国語と英語はバランスよく学習した方がよいか、英語だけ偏らせて学ぶべきかどうか。 ・夏休みはあった方がいいか、夏休み無しで毎日4時間授業が良いか。 ・読書は漫画を読んでもいいか、漫画はダメか。 |
3.提携臨床心理士
Re学院の会員の皆様は一般社団法人沖縄カウンセリングセンターの臨床心理士による心理カウンセリングを受けることができます。
オンラインによる面談が可能で、生徒に対するカウンセリングだけでなく、保護者に対するカウンセリングも可能です。
特に不登校の生徒や保護者にカウンセリングを行うことによって二次障害の予防効果が期待できます。