なぜ不登校になってしまうのか

いじめが原因とは限らない不登校の理由

不登校になる理由はいろいろあります。

ここでは、そのいくつかの理由をわかりやすく説明します。

不登校の主な原因

いじめ

学校でいじめられると、学校に行くのが怖くなってしまいます。

いじめは心を傷つけるので、行きたくなくなるのは自然なことです。

しかし、実はいじめが原因というのはたったの0.2%です。(令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査 文科省)

人間関係のトラブル

学校の友達との関係が悪くなり、気の許せる友達がいなくなると、孤独感を感じ、学校に行きづらくなります。

実は「友人関係をめぐる問題」は9.2%と大きな原因の一つです。

また友達関係だけでなく、「親子の関わり方」も7.4%と大きな理由となっています。

勉強のプレッシャー

授業についていけないと、勉強が嫌いになってしまうことがあります。

実は「学業の不振」は4.9%と大きな原因の一つです。

身体の問題

起立性調節障害など病気や体の不調が原因で不登校になってしまうことがあります。

またコロナ禍によっていつもと違う生活となり、「生活リズムの乱れ」による不登校も、11.4%と大きな原因となっています。

心の問題

学校に行くのが怖く感じたり、何もやる気が起きなかったりすることがあります。

これは心の病気が原因かもしれません。

コロナ禍という不安定な世の中によって「無気力・不安」という原因で、51.8%のお子さん学校に行けなくなってしまいました。

不登校になった場合の対処法

不登校になる理由は一つではなく、いろいろなことが重なって起こることが多いです。

特に発達障害・ギフテッドの特性が重なると、簡単に解決できません。

不登校の対処法として最もよくない方法は「安易な復学」です。

大まかに原因を特性し、ネックとなっていることを丁寧に解決していかない限りは復学は望めません。

また、フリースクールやサポート校のような場所もあるので、自分に合った学び方を見つけることが大切です。

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